隠れたものファッション

ファッションとダイエットは切っても切れない関係にあります。

はじめは14日間だけ期限が与えられていたので美容や健康のためにグルテンフリー食を試してみました。

まぁ炭水化物ダイエット（糖質制限ダイエット）ってあるじゃないですか。

炭水化物ダイエットよりかは楽ですよ。


ジョコビッチはグルテンフリー食を開始したら痩せたそうです。

本のレビューを見ていても痩せたという人が続出しているので期待していたんです。

僕も1.5キロ痩せました。

ただ、1.5キロは僕の中では誤差の範囲。

それくらいは日常的に増減しています。  

「身から出た錆」という諺があるけど、
その逆の諺もあるのかな？

あった気がするけど思い出せない。

まぁいいや。
本題です。


今日、デパートのトイレに入ったら
便器前にこんなメッセージが貼られていた。

「いつもきれいに使っていただき、
　ありがとうございます。」

えっ！？ここのトイレを使ったのは初めてだけど？
お前なに言ってんの？馬鹿にしてんじゃねぇよゴォラ！

・・とはならない。

むしろ、恐縮しちゃう。
汚さずに使おうと思う。

これは普通の人間心理だと思う。



学生時代に警備員のアルバイトをしたことがある。

真冬の深夜、メッチャ寒い中、
片側交互通行を誘導するわけ。

場合によっては、
めっちゃ渋滞になることがある。

渋滞を待つ運転手さんはイライラ。
財布でも盗まれたような不機嫌そうな顔だ。

とは言っても、僕は関係ない。
ただの警備員。

イライラをぶつけられる筋合いはない。

むしろこんな寒い中に工事なんかすんなよ！って
クレームを入れたいくらいだ。


そんな邪気に溢れた言葉を胸にしまい
僕は深々とお辞儀をする。

「待たせてしまってすみません。」

そんな意味を込めてのお辞儀だ。


すると金のブレスレットをしている運転手さんは
気持ち穏やかな顔になる。

僕からしてみてもお辞儀をした甲斐がある。



さて、警備員の相方から「通行OK」の合図がでた。

待ってくれていた運転手さんに合図をだすと
一斉に車の列が動き出す。


こんな時にたまに怖い思いをする。

それは、渋滞でイライラした運転手が
すれ違いざまに火の付いたタバコを投げてきたり、
中にはわざと車体を僕のスレスレまで寄せてきたり
するからだ。


さっき言ったように僕はただの警備員。

僕に怒りをぶつけないでくれ。
それはお門違いだ。



あれ？

だいぶ話がそれたみたいだね。
だけど実はそれていない。

僕がお辞儀した運転手は機嫌を直してくれたわけ。

でも、お辞儀を受け止めてくれるのは最前列の車だけなので、
列の後ろの方の運転手は危険な威嚇をしてくるんです。

お辞儀の効果は限定的だけど、
それは同時にお辞儀の効果を実証しているんだよね。



だからさ、善意をぶつけるといい。
そうすれば自分に帰ってくるからね。

お金持ちになって高級バッグを
躊躇なく買えるようになるかもしれないしさ。

ただで他人を気持ちよくさせられるならしなきゃね。